鹿児島旅日記（中編）

こんにちは、ゆうやです。
随分と遅くなりましたが、鹿児島旅日記の中編を書き綴ろうと思います。

（あらすじ）
大学の卒業制作である作品（写真）を撮影するために指宿へ。
一時間の撮影を終えた後、電車に乗って枕崎へ行くつもりが
指宿の隣の駅「本土最南端の有人駅」である山川駅で約一時間の足止めを食らってしまう。

ここから本編↓
暑い構内で約一時間待っていたらやっとこさ、枕崎行きの電車が来ました。
乗ってみると高校生がたくさん。坊主の野球部員、社内で化粧をする女子高生、ゲームに熱中している子。
田舎らしい風景がそこにありました。
高校生がイスを占拠していたのでしばらく立っていたのですが
3,4つ先の駅で全員降りたのでなんとか腰を下ろせました。
その駅周辺を見回してみると山か川しかないように見えましたが、きっと近くに高校があるんだろうなぁ。

そっから一時間の電車旅。
こんなに時間がかかるなんて聞いてなかったよ･･･。
枕崎での撮影計画を地図を見ながら確認していると、いつのまにか寝てしまいました･･･。

「おい、にいちゃん。終点だよ。降りてくれ」
車掌の方に肩を叩かれて目が覚め、せかされる様にホームへ降りたら･･･。

「お～･･･、最南端来たなぁ」
思わず声に出してしまいました。本土最南端ってなんか感動。
無人駅で何もない。本当に何もない。ほっんとに何もないんですよ。
それにも感動をしました。感動って言うのもおかしいですが、いい意味で違和感を覚えた。

駅から町へ歩いていくと、明らかにカツオの匂いが･･･。さすが、鰹節で有名な枕崎！
初めて来たので右も左もわからない状態で被写体を探す。
子供やご老人に声をかけたりかけてもらっていいところがないか、
と聞いたり迷子になったり、猫を撮ったり･･･。

二時半くらい撮影して、さすがに電車での移動や徒歩の疲労がたまってきたので帰ろることにしました。
11キロの荷物を背負って4時間くらい歩いたのは久々だったからでしょう・・・。

15時50分
枕崎駅へ着いて、イスにすわって電車を待っていました。
感覚的には福岡の博多近辺の駅、もしくは西鉄電車の駅で待っている感じです。
時刻表を見ていなかったので、何時何分に到着することがわからなかったんですが、
長くても20分くらいで来るだろうと思ってました。
日差しが眩しくて、日影に入った時、不意に目に入った一枚の紙が･･･。



･･････？は？
次の電車が･･･二時間半後･･････？
意味が分からなくて笑ってしまいました。恐るべし最南端。

後編へ続く

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